みなさん"食器"に対してこだわりはありますか?

私D輔はお酒に関しての食器にはこだわりがあります。
と言っても高価なものがいいとか、ブランドにこだわる訳ではありません。

ビールは"うすはり"が好みですし、お家カクテルはやはりストレートな"カクテルグラス"がいいです。

まぁお酒関連のことばかりなのですが、私自身お酒の中で1番日本酒が大好き!
大好きな日本酒は『醸し人九平次』です。
取り扱っているお店も少なく、個人経営の居酒屋でごく稀に見かける日本酒。

お酒の話はこの辺にして、この大好きな日本酒を視覚的にも気分を上げてくれる"ぐい呑み"を探していました。

そんな時出会ったのがこの曜変天目「七彩曜変建盞」!

ということで今回はこの「七彩曜変建盞」というものを深堀してご紹介します!

先出し感想 → 美しい器を眺めながら、大好きなお酒を楽しむ。最高に幸せ!


目次

曜変天目(ようへんてんもく)とは


歴史

中国・南宋時代(12~13世紀)に作られた黒釉茶碗の中で最上級の作品。
中国福建省の建窯(けんよう)で作られた黒釉茶碗の中でも、焼かれた器の内側に星のように見える大小の斑文が偶然できることがあり、その周辺に鮮やかな光彩が生じたものが曜変天目と呼ばれています。

日本では室町時代から中国産茶碗の中でも最高峰とされており、現在では大変貴重な作品として世界的に有名です。

「器の中に宇宙が見える」と言われるほど美しい輝きを持つ茶碗であり、世界に3つしか存在しません。
しかもそのすべてが日本にあり、いずれも国宝に指定されています。

曜変天目は南宋時代のある時期にのみ作られた為、極めてその数は少なく二度と作られることがありませんでした。

そんな美しく、貴重な芸術品を現代に甦らせたのが"七彩曜変建盞"となります。

名前の意味

天目とは、鎌倉時代に中国産茶碗の総称として日本人僧たちが用いた言葉です。

曜変天目はそれらの中でもかなり希少な茶碗。
内側に光を当てると角度によって玉虫色の光彩が生まれることから、「星の輝き」を意味する「曜」の字が当てられています。

建盞二代目伝承者"黄文勇氏"とは


黄氏建盞二代目伝承者の黄文勇氏は父黄美金氏を受け継ぎ、彼の作品の金油滴建盞も大阪市立東洋陶磁美術館に所蔵。
ほかに、福建省博物館、英国国立ヴィクトリア&アルバート美術館、中国茶葉博物館にも所蔵されています。

焼成技術を研究した黄文勇氏の手により七彩曜変建盞の輝きが甦ったのです!

製作工程


建盞の焼成は泥練り、成形、削り、素焼き、施釉、キルン、焼成、出窯など一連の手順が必要。
ただ焼成された建盞が全て曜変建盞になるということではないんてす!
元々は窯の中での変化により予期しない色へと変化してできた偶然の産物なのです。

土選び

原料は鉄の含有量がとても多い"黄土"と"カオリン(高陵土)"を使用!
成功率を上げるために、粘土を練り、成形など一連の工程は途切れずに完成しなければなりません。

削り

形成後に約一週間から二週間陰干しで自然乾燥が必要。
乾燥した陶胎が少し硬くなってからへらで杯を削り、大きさ、形、薄さを整えます。この工程は高い技術が必要となります。

施釉

粘土の吸水性を利用して、足底以外の部分に※釉薬をかけます。
釉薬を厚すぎず、薄すぎないよう、各部位の施釉時間は10以内に抑えなければいけません

※釉薬とは...
陶磁器や琺瑯の表面をおおっているガラス質の部分。陶磁器などを製作する際、粘土などを成形した器の表面に薬品をかけて生成する。粘土や灰などを水に懸濁させた液体が用いられる。

本焼き

素杯を窯で本焼きします。
その鉄元素の性質から建盞を焼成するには1300℃もの温度が必要となります。
炎によって鉄イオンが酸化し、結晶となることで宇宙を思わせる美しい斑紋が形成されます。


同じ斑文を持つ建盞は二つと存在しません。
全てを1級の職人さんが手作業で作り上げることで、美しい模様が生まれます。

皆さんのお手元に届く"七彩曜変建盞"が、あなただけのために制作された唯一無二のものなんです!

使用感


ここまでで「七彩曜変建盞」の素晴らしさが伝わったかと思いますが、ここからは使用シーンや実際に使った感想をお伝えします!

使用シーン

お茶(烏龍茶、ハーブティーなど)

お酒(日本酒、紹興酒など)

珈琲

使用感レビュー

まず箱がしっかりしてる!
やはり陶器ということもありしっかり梱包してくれているのはありがたいです。

まずは眺めます。

眺めます。

ステキやん。

お酒を注ぐと、お酒の中に映る美しい模様が見えます!
カメラで写真を撮る際にいいライトがなかったので、iPhoneのライトを使って撮影しました。

なんて言うんでしょう。
この満たされた気持ちは。
私は陶器に詳しくもなく、"何とか塗りが〜"とかも気にしたことがありません。

ただ私の所有欲を満たしてくれたのは言うまでもありません。

もう日本酒はこれで飲むと決めた瞬間でもありました。
私の大好きな日本酒を視覚的にワンランク上げてくれる大切な食器です。

今回のご紹介した商品は"高足盞"と言い、文字通り足の高いものとなります。
サイズ的にもぐい呑みサイズなので日本酒にピッタリです。

その他にももう一種"束口盞"もあり"高足盞"に比べ一回り大きく背が低い形状なので、お茶や珈琲などを楽しむにはこちらがいいと思います。

まとめ(感想)


いかがでしょうか?
食器というのはただ食材や飲み物を入れるためだけでは無いと思います。
飲み物に関して言えば、ソフトドリンクをロックグラスでは飲むことはありませんし、ビールをマグカップで飲むこともありません。

私は今回の「七彩曜変建盞」を日本酒専用にします!

この記事を見ていただいた皆さんにも是非この美しさを見ていただきたい!

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公開日 : 2022/2/23


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