2022年9月には新作の『Apple Watch 8(アップルウォッチ 8)』が登場し、ますます盛り上がりを見せています。
新作が登場するたびに新機能が増えるため、買い換えるか迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は新作のApple Watch 8では何ができるのか、また最新のWatchOS 9で追加された新機能についてご紹介します。
睡眠の分析や新しい文字盤の追加など、今すぐ試したくなる新機能が盛りだくさんなので是非最後までチェックしてみてください。
- Apple Watch 8で何ができる?できることとは
- 【新機能】Apple Watch「WatchOS 9」でできること
- ①ワークアウト機能が強化
- ②服薬のリマインダー機能で薬の飲み忘れ防止
- ③睡眠を分析する
- ④文字盤に新デザインが登場
- ⑤アクセシビリティ機能がアップ
- ⑥低電力モード
- ⑦Apple Watchで直接カレンダーに書き込める
- ⑧通知方法が変わる
- ⑨iPhoneでミラーリングできる
- 「watchOS 9」のリリース日、対応機種について
- Apple Watch 8で何ができる?watchOS 9の新機能まとめ
Apple Watch 8で何ができる?できることとは
新作モデルの「Apple Watch Series 8」では何ができるのか、新機能をご紹介します。
Apple Watchは1〜8までのシリーズごとに搭載されている機能が異なるため、新作と前作モデルの違いがよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは”Apple Watch 8でできること”をご紹介します。
今までのApple Watchとどこが変わったのか参考にしてみてください。
皮膚温センサーで体温を測る
Apple Watchは手首に身につけることで血管の動きなどを読み取り、心拍数などから健康状態を読み取る機能が搭載されています。
新作のApple Watch 8では、『皮膚温センサー』が新たに搭載されました。
皮膚温センサーは就寝時の皮膚温を5秒ごとに測定し、Appleのヘルスケアアプリで追跡してくれる機能です。
測定した皮膚温データを元に、女性の月経周期をより正確に記録・予測することが可能です。
周期が不規則になるなど普段と異なる結果の場合に通知を受け取ることができるため、医療機関への相談に役立てることができます。
血中酸素を記録
血中酸素濃度を測ることで酸素を身体に取り込めているか確認することができ、健康増進目的で搭載されている機能です。
血中酸素の記録はランニングなどの運動中に活用することで、血中酸素の値が低くなっている場合は休憩を増やすなど目安にすることができます。
身体に負荷をかけすぎず、より健康的な運動に繋げることが可能です。
【新機能】Apple Watch「WatchOS 9」でできること
新作のApple Watch 8の発表と同時に、最新バージョンのOS「watchOS 9」も登場しました。
watchOS 9はApple Watch 4/5/SE/6/7/8/Ultraのモデルと、iOS 16以降を搭載したiPhone 8以降のデバイスで利用が可能です。
ここではwatchOS 9でどのような新機能が追加されたのかご紹介します。
アップデートで更に便利さが増したので、ご自身のApple Watchでも使用してみてはいかがでしょうか。
①ワークアウト機能が強化
標準搭載されている「ワークアウト」がwatchOS 9で新しい表示に変わりました。
アクティビティリングや心拍数、高度などの測定値がディスプレイに表示され、Digital Crownを回すことで簡単に確認できます。
自分のトレーニングスタイルに合わせてワークアウトをカスタマイズできる「カスタムワークアウト」も可能になり、ペースや心拍数、パワーなどの通知を受け取ることもできます。
また、トライアスロン選手向けのワークアウト「マルチスポーツ」では、スイミングやサイクリング、ランニングといった種目を検知し自動で切り替わる機能が追加されました。
②服薬のリマインダー機能で薬の飲み忘れ防止
ヘルスケアアプリが進化し、習慣的に飲んでいる薬やサプリメントをApple Watchに記録できるようになりました。
iPhoneの「ヘルスケアアプリ」から服用している薬のリスト作成ができ、飲む頻度や時間をスケジュールすることで飲み忘れがないようApple Watchに通知を送信してくれます。
通知するだけでなく服用やスキップの記録もできるため、後で薬を飲んだか見返すことも可能です。
③睡眠を分析する
watchOS 9で新しく加わった「睡眠ステージ」ではレム睡眠やコア睡眠などそれぞれの経過時間を検知することができます。
測定された心拍数と呼吸数は、iPhoneのヘルスケアアプリで数値の変化をグラフで見ることができます。
質の良い睡眠を取れているかなどの分析に役立てることが可能です。
④文字盤に新デザインが登場
時計部分のフォントをカスタマイズできる「メトロポリタン」や、アーティストコラボの「プレイタイム」など新しいデザインの文字盤が加わりました。
すでに搭載されていた文字盤デザインを改良したものもありますが、今回のアップデートにより合計56種類の中から文字盤を選べるようになりました。
文字盤によっては背景色やフォントの変更も可能で、よりApple Watchをファッションの一部として楽しむことができます。
- [NEW] メトロポリタン
- [NEW] ルナー
- [NEW] プレイタイム
- アストロノミー(既存デザインをアップデート)
- ポートレート(既存デザインをアップデート)
- モジュラー(既存デザインをアップデート、背景色の選択が可能)
- [NEW] NIKEアナログ
- [NEW] Nikeコンパクト
- [NEW] NIKEデジタル
- [NEW] Nikeハイブリッド
- [NEW] Nikeバウンス
watchOS 9へのアップデートで、NIKEコラボモデルでしか使用できなかったNIKEの文字盤が使えるようになりました。
NIKEのJust Do Itキャンペーンで使用されたフォント「Futura」が使われており、ナイキらしくスポーティな文字盤がおしゃれです。
⑤アクセシビリティ機能がアップ
Apple Watchは手や腕に障がいを持っている方でも操作できるよう、ディスプレイに触れずに操作もできるよう設計されています。
watchOS 8で搭載された『AssistiveTouch』機能をオンにすることで、Apple Watchに内蔵されたセンサーが手や筋肉の動きを検知し、ハンズフリーで電話に出る、通知センターへのアクセス、アプリを開くなど操作をハンドジェスチャーで行うことができます。
ジェスチャーで行う動作はカスタマイズすることができ、ダブルタップに通知センターを割り当てた場合、人差し指と親指を2回素早くくっつける動作で通知センターを開くことが可能です。
ホームに戻る際も同様で、ダブルタップで通知センターを閉じることができます。
watchOS 9ではAssistiveTouchのアクションが拡張され、再生と停止やワークアウトを開始、カメラのリモート撮影の動作が可能になりました。
- Apple Watchアプリを開き、アクセシビリティ > AssistiveTouchをオン > ハンドジェスチャをオン
- ピンチ、ダブルピンチ、クレンチ、ダブルクレンチのジェスチャーに動作を割り当てる
⑥低電力モード
Apple Watchのバッテリーが少ないに持続時間を伸ばせる「低電力モード」がwatchOS 9から新しくなりました。
今までの低電力モードは、時間の表示以外全ての機能がオフに切り替わっていたため不便を感じていた方も多いのではないでしょうか。
watch0S 9の低電力モードでは、センサーとWi-fiの接続といった一部の機能が制限されるのみで、通常時と同じようにApple Watchを使用することが可能です。
最新モデルのApple Watch 8では、通常18時間の使用時間を低電力モードに設定することで最大36時間使用可能となります。
⑦Apple Watchで直接カレンダーに書き込める
カレンダーに予定を登録する場合、iPhoneからの操作が必要でしたがApple Watchから直接イベント作成が可能になりました。
キーボード入力もwatchOS 9で日本語に対応したため、Apple Watchのみで操作を完結することが可能です。
※キーボード日本語入力はApple Watch Series 7/8/Ultraのみ対応。
⑧通知方法が変わる
LINEや着信、スケジュールなどの通知スタイルが変わり、Apple Watchの操作性がアップしました。
Apple Watchの使用中にメッセージが届いた場合、画面上部に目立たないバナー形式で通知が表示されるため作業中でも邪魔になりません。
手首を下げていたり使用中以外はフルスクリーンで通知が表示される仕様です。
⑨iPhoneでミラーリングできる
新しく追加された「ミラーリング機能」では、ペアリングしたiPhoneからApple Watchを操作することができます。
身体の不自由な方でもよりApple Watchを簡単に使えるよう追加された機能です。
ミラーリングすることで、iPhoneの音声コントロールやスイッチコントロールといった支援機能でApple Watchを操作できるなど、ディスプレイをタップせずに使うことができます。
「watchOS 9」のリリース日、対応機種について
最新OSの「watchOS 9」のリリース日と、アップデートに対応しているApple Watchの機種についてご紹介します。
watchOS 9のリリース日
watchOS 9は、2022年9月13日にリリースされた最新版のOSです。
同時にiOS 16もリリースされ、大きなアップデートの内容で話題を集めています。
watchOS 9の対応機種
「watchOS 9」をダウンロードするには、アップデートに対応しているApple Watchと最新OS「iOS 16」を搭載したiPhone 8以降のデバイスが必要です。
- Apple Watch Series 4
- Apple Watch Series 5
- Apple Watch SE
- Apple Watch Series 6
- Apple Watch Series 7
- Apple Watch Series 8
- Apple Watch Ultra
上記モデルのApple WatchでwatchOS 9の利用が可能ですが、今回ご紹介した新機能で一部対応していない機種もあるためご注意ください。
Apple Watch 8で何ができる?watchOS 9の新機能まとめ
今回はApple Watch 8でできること、watchOS 9で追加された新機能をご紹介しました。
新作モデルのApple Watch 8では皮膚温センサーが搭載され、watchOS 9では文字盤の種類が大幅に増えたりヘルスケアアプリでできることが広がりました。
- ワークアウト機能が強化され自分だけのトレーニングを組み合わせることが可能に
- リマインダー機能で薬やサプリの飲み忘れを防止
- 睡眠中の呼吸や心拍数を記録
- 新作の文字盤が登場
- 音楽再生やカメラのリモート撮影をハンドジェスチャーで操作できる
- 低電力モードの制限が一部のみに変更
- Apple Watchからイベントの作成が可能
- 通知スタイルが変わり邪魔にならない
- iPhoneでミラーリングできる
健康管理に役立つ機能がより増えたので、まだアップデートしていない方は是非お試しください。
#Apple #Apple Watch #フィットネス #ヘルスケア #QOL
公開日 : 2022/9/16
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