
自分も詳しくはなかったのですが最近プラントベースという言葉をよく聞くようになりました。
ちょっと前まではヴィーガンとプラントベースは何が違うんだろう、ド素人感まるだしですがベジタリアンとはどう違うんだろう...
またなぜプラントベースのフードを薦めるのか...
色々な疑問があった中で今回自分が実際に食事をすることで深堀していきましたので、ご紹介です。
プラントベースとは?プラントベースとヴィーガンの違いは
まず『プラントベース』は植物由来の食事を中心とした食生活のことで、いまやアメリカやヨーロッパなど、海外で健康や環境に優しいと話題『プラントベース』な食事は、ダイエット法としても人気です。
また、プラントベースは菜食中心な食生活を表すことから、ヴィーガンやベジタリアンとも一緒に考えられやすいですが、実は異なる概念のようです...
このサイトで日本発のフードテックカンパニー『Green Culture』の代表は、プラントベースという概念はヴィーガンとイコールではないと定義。その理由を確かめるべく、まずプラントベースとヴィーガンの違いを見ていきましょう。
ダイエット法としても話題のプラントベース。ヴィーガンとの違いとは
引用 ; Ethical Choice
・プラントベース
なるべく植物性の食品を摂取しようとする食生活に基づく考え。主な動機は、自身の健康や環境問題の解決のため
・ヴィーガン
動物性の食品は摂取しない食生活に基づくとする考え。主な動機は、動物保護・宗教理由のため
2つの共通点は、『動物性の食品を摂取しないこと』だけであり、それぞれの動機は異なります。
また、ベジタリアンも菜食主義の食生活を厳密に守ることに比べ、プラントベースの食スタイルは菜食以外も取り入れることができます。そのため、ベジタリアンとも考えが異なっているのです。
近年は著しく気候変動が加速しており、環境負荷の一要因が畜産であることが明らかになっているため、環境への負担を無くそうとプラントベースな食スタイルを選ぶ人も増えており、この境界線は曖昧になってきています。
プラントベースに注目が集まる理由
・将来的に動物性タンパク質が全人口に対して不足
・植物性に由来する食生活は気候変動を解決する
・世界の平等性に注目が集まる
・糖尿病や生活習慣病など健康面への配慮が高まる
さて細かくみていきましょう。
動物性タンパク質が将来的に不足すると言われている
世界の人口に対し、タンパク質を含む食材が不足する『タンパク質危機』が、2025年から2050年にかけて深刻化することが懸念さている現状。
国連の調査では、2030年には世界の人口は約85億人を超え、2050年には100億人に到達する予想が発表されています。
人口が増え続けることで、食料不足の問題が収拾が付かなくなることは明らかになってます。
環境問題を解決するため
動物性タンパク質の大部分を担う『肉』を育てる畜産は環境問題を深刻化させる原因です。
気候変動が発端である海面上昇や森林火災など、多くの環境問題によって地球はダメージを受けており、環境に優しくない『畜産』は見直されています。
ざっと例を挙げるだけでも、地球温暖化や森林破壊、水質汚染、そして種の絶滅にまで畜産は関わっているのです。
これ以上、環境問題を助長させないためにも、畜産などの動物性タンパク質ではなく、プラントベースな食事に期待が集まっています。
世界の平等性に注目が集まるため
環境問題の側面だけでなく、工業型の畜産に力を入れることは世界の格差を広げる要因です。
なぜなら、世界には水不足や食料不足に直面する人口が多くいる一方で、畜産には、大量の水や穀物が消費されているから。
SDGs(持続可能な開発目標)の『貧困をなくそう』というゴールにも示されているように、貧困を根絶することが求められるなかで、植物性の食事に切り替えることはサステナブル(持続可能)な未来のためにできることです。
世界的な平等性を実現するためにも、動物性タンパク質にこだわるのではなく、植物性の食事を受け入れる姿勢が求められているのではないでしょうか。
健康を維持するため
プラントベースな食生活は健康を維持する方法やダイエット法の一環として広がっています。なぜなら、動物性の食品が健康に影響を与えるという研究が増えているからです。
加工肉が発がん性のある食品であったり、赤身の肉に潜んだ健康リスクなど、さまざまな研究結果が明るみになっています。
食から健康をつくることや、脂肪を抑えた食事でダイエットを目指すなどの理由で、プラントベースな食スタイルを選択する人が増えているのです。
というようにプラントベースというのはもはや世界的に必要な取り組みだということが分かります。
そして次に日本においてどういったプラントベースの食品が出てきているかを紹介しますね。
お休みの日にちょくちょく試してみてますのでそれらをひとつひとつ見ていきましょう。
日本におけるプラントベース
1.タコスミート
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注目していないと気付かないと思いますが...セブンイレブンにも販売してるんです。
セブンイレブンでもまだ限定的な販売のようです。何店舗か見ましたが、都内のとある店舗で発見した程度で、あとはセブンイレブン系列のイトーヨーカドーではプラントベースのコーナーもありました。
このタコスミートをレタスに包んで食べてみましたが、味付けもありますがかなりおいしいですし、肉感も出てました。
個人的にはこのタコスミートで充分と感じましたね笑
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セブンイレブンのプラントベース |
2.IKEAのプラントベースのフード
やはり世界的な店舗である「IKEA」にはおいてましたね。スウェーデンフードのコーナーにありました。
プラントベースのホットドッグ!?かなり惹かれてしました...
ヨーロッパでもプラントベースのフードは有名なんだと実感しましたね。
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コチラがプラントベースのソーセージです。
たくさんの材料は入っておりますが全て植物性でした。
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IKEAでホットドッグを作るための食材を全て揃えてしまいました。
しばらくはホットドッグ生活です。
見栄えもよくて、そしておいしそうだな...と思いつい購入してしまいました。
ピクルスをちりばめて、ケチャップ、マスタードをかけまして、ホットドッグの完成です!
ちょっとソーセージの皮のパリッとしてた食感は不足してますが、まあ総合的に味がおいしい...
ソーセージじゃなくてもとは思いました。
3.2foodsについて
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ウェルビーイング事業を展開する株式会社TWOが、味覚を刺激する美味しさ「Yummy」と食べることでカラダを整える健やかさ「Healthy」、この2つを併せ持つ、“ヘルシージャンクフード” をコンセプトとしたプラントベースドフード(植物由来原料)ブランド「2foods」(トゥーフーズ)を立ち上げました。
今回渋谷のロフトの中にある『2foods』で食べてきました。
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コチラがメニュー表になります。
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さて感想ですが、どちらもとても美味しかったです。バターや牛乳も使わずにというのは信じられなかったです...
一点チキンは本物のチキンに比べると食感はもうちょっともっさりしてました。
逆にプリンですが、自分はこのプリンのほうが普通のプリンに比べても格段に美味しいと思ってしまいました...
好みもあると思いますが癖になる甘みでした。
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食の未来は「美味しさ」「健康」「エシカル」の共存、ヘルシーと相反するジャンクの共存 2foods公式サイトはコチラ » |
4.KOMEDA IS
みなさんはコメダ珈琲を知ってますでしょうか?
また、コメダ珈琲のプラントベース専門店である『KOMEDA IS』をご存じでしょうか?
自分は知りませんでした...プラントベースを調べていく中で、え?コメダ珈琲も展開してるんだ...と思ったんです。
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KOMEDA ISは銀座にありました。
今のところ銀座にしか店舗がないのは残念でした...
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外観はとても綺麗で緑溢れる店内であり、とてもくつろげる空間です。
とにかく植物を意識していてゆったりしており、WIFI環境もあり、カウンターテーブルと、木の大きなテーブルあり。
さすがは「地球とくつろぐ喫茶店を」がコンセプトのお店です。
一押しの「べっぴんバーガー」を頼んでみました。
アボ照り(ポテト付)
アボガドが入った照り焼きバーガーですね。
個人的な感想ですが、食感はやはり全て肉というには若干食感は不足してますが、とにかく味は美味しいです...
肉じゃなくてもいいよね、と思います。
健康にもよい、そして地球にもやさしいとあらばコチラを選ぶのは必然かと思いました...
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地球とくつろぐ喫茶店を |
プラントベースまとめ
日本にもかなりな勢いでプラントベースの店舗ができているんだと実感しました。
なるほど、地球は今気候の変化により食肉が不足してくるというデータが出ているという...そう考えると牛や豚や馬、鳥などを食べるのではなくその代替品が求められているのだと認識しました。
自分達が暮らす地球なのでそこは各自が意識しなければいけない今後の課題なのだと思いました。
その中で現在国連がうちだす『SDGsプロジェクト』やサスティナブルなどの言葉は理解できました。
味にそこまで差異がないのであれば実際の肉を使わずともプラントベースの食品でよいのではないかというのが趣旨なんですね。
プラントベースの知識を深堀りすることで見えてきましたが、今のうちから学んでおいてよかったです。
今日今から意識することが出来ました。
次回は世界的なプラントベース編をお送りしようと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
公開日 : 2021/7/12
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