
今回はiPhoneの操作性が格段に上がるおすすめショートカットレシピのご紹介です。
実際に使用していて”便利”と思ったショートカット、またオートメーションのレシピをご紹介しております。
iPhoneのショートカットアプリは組み合わせ次第で様々なレシピを作ることができるので、どのレシピを設定するか分からない方は是非参考にしてみてください。
iPhoneのショートカットアプリとは何か詳しく知りたい方はこちらの記事も是非チェックしてみてください。
↓
2022年のiPhoneおすすめショートカットレシピ | イヤホン通勤・通学の方必見
iPhoneショートカットアプリのおすすめレシピ集と作り方
簡単に設定できるおすすめのショートカットレシピ5選をご紹介します。
初めてショートカットアプリを使う方でも分かりやすいよう設定画面と一緒に解説していきますので、是非アプリを開いて設定を進めてみてください。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる
iPhoneは新機種が出るたびにバッテリーの容量や稼働時間を改善する傾向にありますが、
SNSやLINEなどをチェックする回数が多い方などはバッテリーが1日もたないという事が多々あるのではないでしょうか。
バッテリー長持ちのオートメーションは、外出中ですぐに充電が出来ない時などのためにも設定して損はない機能です。
簡単に設定できるので是非お試しください。
- ショートカットアプリを開く
- 「オートメーション」タブをタップ
- 右上の「+マーク」をタップ
- 「個人用オートメーションを作成」をタップ

- 「バッテリー残量」をタップ
- スライドバーを動かしてバッテリーの%を設定し、「○%より下」にチェックを付け「次へ」をタップ
例:30%より下 - お好きなパーセンテージに調整してください

- 「+アクションを追加」をタップする
- 検索バーに『低電力』と入力し検索、「低電力モードを設定」を選択

-
- 低電力モードのアクション -
- 低電力モードを「オン」に「変更」
- 「次へ」をタップ
- 「実行の前に尋ねる」を「オフ」にし、”実行の前に尋ねないようにしますか?”は「尋ねない」をタップ。
「実行時に通知」はiOS15.4から搭載された機能で、オンにすると設定した機能へ切り替わった際に画面上部からポップアップバナーが出現します。
※筆者はあえて低電力モードだけ通知がくるように設定しています。
「完了」をタップでオートメーションの完成です。
ポイントカードなどよく使うアプリをメニュー化してまとめる方法
コンビニや薬局、アパレルなどのポイントカード(会員証)は今はアプリで管理できるところが増えています。
ダウンロードしたアプリはフォルダを作成し、同じジャンルなどで分けて管理する方が多いのではないでしょうか。
ここでご紹介するのは、アプリを縦にまとめて表示させるショートカットレシピです。
すっきりしたホーム画面に整えたい方におすすめの方法です。
※アプリアイコンが見えなくなるので、色で見分ける習慣が付いていると始めは使いづらいかもしれません。

- 右上の「+マーク」をタップ
- 「+アクションを追加」をタップ
- 「スクリプティング」の中から「メニューから選択」をタップ

- メニュー化したいアプリ名を入力します
- 登録したいアプリが多い場合は+ボタンから追加します
- 画面下に表示されている「スクリプティング」を上にスワイプさせ、再び選択画面を表示させる

- 「スクリプティング」の中から「Appを開く」をタップ
- メニュー選択画面にAppの選択が追加されるので、タップしてアプリを選ぶ

- アプリを選んだら始めに入力したアプリ名の下にドラッグ&ドロップする
ツリー形式になっていればOKです - アプリの登録が完了したら上部にあるフォームに”フォルダ名”を入力する(分かりやすい名前でOKです)
- 入力が終わったら×ボタンをタップしてホーム画面に進む

- ホームの余白部分を長押しし、左上の+ボタンから「ショートカットアプリ」を選ぶ

- 「ウィジェットを追加」でホーム画面にショートカットのウィジェットを配置します
- 配置したウィジェットを長押しし、「ウィジェットを編集」から先ほど登録した”フォルダ名”を選択します。

配置してタップするとこのように表示されます。
デフォルトの機能でフォルダ分けするよりもグッとおしゃれ度がアップするので是非お試しください。
YouTubeアプリの再生で自動で横向きにする
アプリ版YouTubeを使っている方におすすめなのが自動で縦から横向きに画面を変えるショートカットレシピです。
YouTubeのアプリは全画面サイズにしたい場合、上にスワイプする、または全面表示のマークをタップして画面の向きを変更する必要があります。
ですが、このオートメーションを追加すればiPhoneの向きを変えるだけで自動で全画面表示に切り替えることが可能です。
※オートメーションを2つ追加します
- オートメーションタブの右上「+」マークをタップ
- 「個人用オートメーションを作成」

- 「App」
- App「選択」からYouTubeを選び「完了」
- 「開いている」にチェックを付け「次へ」

- 「+アクションを追加」
- 「スクリプティング」
- 「”画面の向きをロック”を設定」を選択
- 画面の向きのロックを”切り替え”から”変更”にする
- 画面の向きのロックを「オン」に「変更」に変更し「次へ」
- 実行の前に尋ねるを「オフ」にして「完了」
『ステップ1』で行った動作がYouTubeアプリを開いた時のみの設定になるので、逆の閉じた時の設定も必要です。
- オートメーションタブの右上「+」マークをタップ
- 「個人用オートメーションを作成」

- 「App」を開く
- App「選択」からYouTubeを選び「完了」
- 「閉じている」にチェックを付け「次へ」

- アクションを追加する
- 「+アクションを追加」
- 「スクリプティング」
- 「”画面の向きをロック”を設定」を選択
- 画面の向きのロックを”切り替え”から”変更”にする
- 画面の向きのロックを「オフ」に「変更」に変更し「次へ」
- 実行の前に尋ねるを「オフ」にして「完了」
寝落ちしたときの対策
ベッドやソファに寝転がりながら動画を見ていたらうっかり寝てしまい、
バッテリー残量がギリギリ、電源が落ちてしまっていた、などの経験はないでしょうか。
翌日休みなら良いですが、仕事がある場合きっと焦りますよね。
バッテリー切れで寝坊など起きないよう、一定の時刻に自動でメディアを停止できるショートカットの設定がおすすめです。

- タイマーを起動
- 「1秒」に設定
- タイマー終了時を「再生停止」に設定

- ショートカットアプリのオートメーションタブ右上の「+」マークをタップ
- 「個人用オートメーションを作成」をタップ
- 「時刻」をタップ
- 時刻にチェックを入れて就寝時間を設定したら「次へ」

- 「+アクションを追加」をタップ
- 検索バーに「タイマー」と入力し検索
- 「タイマーを開始」をタップ
- 設定を「1秒」に変更する
- 「実行の前に尋ねる」を「オフ」にして「完了」をタップ
このショートカットを作っておけば、YouTubeなど再生していても
設定した就寝時間がすぎたら自動で停止しロック画面へ移動します。
※念のため設定通りに動くか、時刻を直近に設定して確認することをおすすめします。
Bluetooth(ブルートゥース)のオンオフ
音声の出力先をすぐに切り替えられるBluetoothのオンオフのオートメーションも便利です。
Bluetooth切り替えは、設定アプリやコントロールを経由する必要があるので”辿り着くまでが面倒”と感じる時はないでしょうか?
ホーム画面に切り替え用のショートカットを設置しておくと、ワンタップで設定できるようになります。

- 「+アクションを追加」をタップ
- スクリプティングの中から「再生出力先を変更」をタップ
- ※画面下の入力フォームに”出力先”と入れるとすぐに見つかります

- 画面上部のフォルダ名を入力する
- 再生出力先を「iPhone」に「設定」
- 「音量を設定」をタップする
- 好きな音量に設定した後、×ボタンで終了します。

- 「+アクションを追加」をタップ
- スクリプティングの中から「再生出力先を変更」をタップ
- ※画面下の入力フォームに”出力先”と入れるとすぐに見つかります

- 画面上部のフォルダ名を入力する
- 「再生出力先」をタップし、出力先をイヤホンに設定する
※Bluetoothで接続した状態で設定を進めてください - 「音量を設定」をタップする
- 好きな音量に設定した後、×ボタンで終了します。
iPhoneショートカットを背面タップに割り当てるのも便利
iOS14から搭載された機能「背面タップ」を活用するのもおすすめです。
背面タップ機能とは、iPhone背面のリンゴマーク付近をダブルタップまたはトリプルタップすると、割り当てた動作が実行される機能です。
背面タップのある場所| 設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップを「オン」
背面タップには、スクリーンショット、カメラの起動、文字入力を一つ前に戻すなどの機能を割り当てることができ、自分で作成したショートカットを割り当てることもできます。
背面タップにショートカットを設定しておけば、ホーム画面に戻ってアプリを開く手間が減るので、いかに素早くiPhoneを使うかを重視している方は背面タップの設定はおすすめです。
iPhoneおすすめショートカットレシピ|まとめ
いかがだったでしょうか。
スマートフォンが普及し、アプリとの連携などが進んだことで今や手放せないアイテムです。
ショートカットアプリを応用すれば、さまざまな場面で活躍してくれること間違いなしの機能なので
是非ご自身でもレシピを作成してみてください。
↓こちらの記事もどうぞ
2022年のiPhoneおすすめショートカットレシピ | イヤホン通勤・通学の方必見
#Apple #iPhone #アプリ #ショートカットレシピ #QOL
公開日 : 2022/3/29
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