最近では様々な場面で目にすることの多いクラウドファンディング。
魅力的かつ特徴的な商品やサービスが集うことで知られていますが、そんな中でも最大のサービスとしてしられているのがマクアケです。
今回はそんなマクアケの仕組みや出品方法、プロジェクトの手数料などをまとめてご紹介します!

クラウドファンディングが少しでも気になる方には必見の内容となっていますので、ぜひご覧ください!

マクアケって何?その仕組みをご紹介


詳細な解説に入る前にまずは、マクアケの概要についてご紹介します。
そもそもマクアケの仕組みはどのようなものなのでしょうか。

マクアケは最大級のクラウドファンディング

マクアケは常に1,000点を超える商品が掲載されているサイバーエージェントグループのサイトで、ユーザーは自分が魅力を感じた商品を「応援購入」することで発売するための資金を集めるという仕組みです。

  • 企業が企画をマクアケに掲載
  • 期限を設けて応援購入を募る
  • 目標額を達成すれば成功

このような形式の中でもマクアケは最大級の規模を誇っており、プロジェクトには2つのタイプが存在します。

特徴
All in型 目標額が集まらず期間終了
⇒その額を受領し、リターンは必須
All or Nothing型 目標額が集まらず期間終了
⇒プロジェクトは白紙へ

実際にマクアケのページを見てみると様々なプロジェクトが進行しており、ガジェットから食べ物、お酒など多種多様な品が並んでいます。
このような仕組みのクラウドファンディングでは、企業側が無在庫で商品を製造・販売できることから先進的なアイデアが採用されやすいため、新しいもの好きの方はぜひ見てみてください!

マクアケのクラウドファンディング

実はクラウドファンディングにはいくつかの種類が存在しており、その中でもマクアケは”購入型”クラウドファンディングとされています。

購入型に見られる特徴は、下記の3点です。

  • プロジェクト立案=支援金額に応じたサービス(金銭以外)を提供
  • 意味合い的には、商品やサービスの事前購入を募るということ
  • 動くお金はあくまで購入金であり、寄付や出資ではない

ニュースなどでクラウドファンディングが取り上げられる際には「○○さんの世界一周に○○円が...」といった事例もありましたがこれは寄付型のケースですので、このような趣旨であればマクアケ以外のプラットフォームを利用することになります。

結論:企業からすればマクアケはメリットしかない

もし企業内でアイデアがあるのに資金が足りないという場合には、ぜひマクアケを利用してプロジェクトを始めてみるのがおすすめです。
一見リスキーに見えるAll in型などでは、もしプロジェクトが失敗したとしても損失はほぼありません。
また十分に仕組みを活用することで目標以上の支援者が集まれば、スケールを大きくした商品開発や次のプロジェクトまでキックオフすることが可能です。
ここからは、まさに夢の宝箱ともいえるクラウドファンディングのやり方をご説明します!

マクアケのプロジェクト開始のやり方は?


ここからは、実際にマクアケでプロジェクトを始める際のやり方を解説します!
まずはプロジェクト公開までの大まかな出品方法を確認しましょう。

マクアケの出品方法について

マクアケで商品を出品する際には、基本的に下記のフローに沿って進めていくこととなります。

  • プロジェクト掲載の相談
  • プロジェクトページの初回申請
  • 担当キュレーターと打ち合わせ
  • 申込み書類のご提出
  • プロジェクトページの再申請&内容FIX
  • 公開前審査結果のご連絡
  • プロジェクト告知の準備&プロジェクト公開

詳しくはこちらのマクアケ ヘルプページをご覧にいただければと思いますが、今回はプロジェクトの成功を左右する2つのステップに焦点を当てて深掘りしていきます。

ステップ①:プロジェクトの申請

プロジェクトを開始する際には、サイト来訪者に魅力を伝えるための「プロジェクトページ」の作成が必須です。
そのためには様々なものが必要となりますので、初回申請の2週間前ほどから用意を始めておくようにしましょう。

・サムネイル画像
・動画(任意)
・イメージ画像(複数枚)
・プロフィール画像
・リターン画像(リターン数分)
・見出し画像(段落数分)
・全体にわたるテキスト

まず、この中の内の1つでも欠けてしまえば、プロジェクトの成功は難しいと思った方がいいでしょう。

クラウドファンディングは、ページ全体で読者の支援を募る場です。
画像やテキストを一貫させて、しっかりとした完成度の高いストーリーを魅せることで心をつかまなければならないため、まずは成功例のページなどを見て構成などを研究しておくようにしましょう。

ステップ②:担当キュレーターと確認&再申請

次いで重要となるのは、マクアケのプロジェクト専属スタッフであるキュレーターとの打ち合せとなっています。
キュレーターはマーケティングの知識に長けたスタッフが担当しており、「どのようなPRをすれば刺さるか」「どのようなページが目を引くか」といった施策のプロフェッショナルです。
そうした方々からのフィードバックを貰ってページをブラッシュアップすれば、いよいよプロジェクト公開となります!

マクアケの特徴的なポイントは?


かなりシンプルな出品方法となっているマクアケは、日夜多くの方が商品がリリースされています。
マクアケがクラウドファンディングのトップとして君臨しているのには、どのような理由があるのでしょうか。

特徴①:圧倒的なサポート体制

当サイトでは他のクラウドファンディングサイトもご紹介していますが、マクアケの最大の特徴として挙げられるのは他サービスでは見られない質のサポートです。
出品方法の手順でも登場する”キュレーター”は全てのプロジェクトに専属でサポートしてくれるスタッフで、リターンの設計からPR施策まで全てを手伝ってくれます。
そのためクラウドファンディング初心者でも効果的なアピールで成功率を上げやすく、どこよりも低いリスクでマーケティングができるのです!

特徴②:サイバーエージェントのネットワーク

先述したように、マクアケはサイバーエージェントの子会社が運営しているサービスです。
そのため傘下の子会社の多ジャンルの媒体で認知を広めることができ、AmebaといったSNSサービスで積極的に情報発信できるのは大きなメリットとなっています。
圧倒的なPR力の高さと、効率的に情報発信できるネットワークの強さは他のサービスにはありません。

特徴③:独自の展示スペース

マクアケは都内の伊勢丹などとコラボして、進行中のプロジェクトの商品を展示する試みを行っていました。
これは多数のデパートなどと提携しているからこそ行えることで、従来のクラウドファンディングにはない手法でサポーターを集めることができるのです。
このように、マクアケには他のクラウドファンディングサービスにはない魅力が多くありました!

マクアケの手数料はいくら?


マクアケの出品方法がわかったところで、プロジェクトをスタートするか迷っている方であれば気になっていることがあるはずです。
続いては、マクアケの手数料についてご紹介します!

マクアケの基本料について

基本的に、マクアケはプロジェクトを掲載するだけであれば一切利用料金がかかりません。
もしプロジェクトの目標金額が集まらなくてもダメージはなく、また次の商品を開発することができるのです。
これはかなりチャレンジャーに優しい仕組みと言えますね。

プロジェクトが成功した場合

プロジェクトが成功、つまり実施者の手元に入金される際には手数料が発生します。
その割合は全体の内の20%となっており他サービスよりかなり高め設定されていますが、盤石すぎるサポートが受けられると考えればむしろ安いほうかもしれません。

例)集まった金額が200万円だった場合
40万円が手数料として回収
160万円が振り込まれる

もし本当に必要な額と同じ額を目標に設定する予定だった方は、手数表が差し引かれても大丈夫なようにマージンを取っておくことを意識しましょう。

マクアケのやり方|まとめ

今回は国内最大手のクラウドファンディングサービスであるマクアケについて、その仕組みや出品方法、手数料などについてまとめてご紹介しました。

圧倒的なサポート体制ネットワークの強さが売りのマクアケは、既に累計1万3千件以上のプロジェクトをサポートしてきたクラウドファンディングのプロです。
手数料の高さは確かにネックではあるものの、それ以上のメリットが受けられるのはここだけといえるでしょう。

これからクラウドファンディングを始めようと思っている方は、ぜひマクアケを使って自分の夢を実現してみてください!

#クラウドファンディング  #Makuake 

公開日 : 2022/2/24


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